HEVENS DOOR
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追い求める父の背中 そのさん
サブタイトル「 あきらかに不審人物なんですけど、信用はしてもいいと思える人でした。
今度、稽古をつけてもらえればいいのですが 」 by 刹那
side 士郎
そんなこんなで、気がついたら林の中にいて、そこで会った女の子と話をしていたら、いきなり鬼に襲われた。
その少女には逃げて欲しかったが、意地でも残りそうな雰囲気だったので二体だけ任せることにした。
しかし、こちらの鬼を早く片付けて、援護をしに行く分には構わないだろうと考え、
出来る限り早く鬼を倒し、彼女の援護へ向かおうとしたときに目に入ったのは、
一体を倒し終え、気を緩めてしまったのか木の上にいる鬼の存在に気づいていない少女の姿だった。
「上だ!! 」
追い求める父の背中 そのに
サブタイトル「最初に見たのは、女の子。状況を把握しろしなけりゃだけど・・・・・・・
・・・あの・・・・これ・・・・・・現実だよな・・・・・・・?」 by 士郎
朱い。
視界に映るこの世界、全てが朱い。
自分の身体の右側にあるのは、既に事切れたのであることがはっきりとわかる。
人間の亡骸。
その反対には、現在進行形で身体から眩しいほどの炎があがり、焼死体へと変貌を遂げようとしている、恐らく成人男性だったモノ。
この世界を支配しているのは、人や空気のどのものなどではなく、死・・・・・この一文字のみだった。
この光景は・・・・・・そう、セイバーと初めて出会ったあの夜。
その二週間の間に起きた戦争の時に克服したと思っていた世界だ。
追い求める父の背中 そのいち
サブタイトル「それは偶然?それとも必然?いつものノリで大惨事!!
完結予定未定 異世界旅行決行しちゃいます!・・・・・春!」 by 作者
2***年某日、アインツベルンの森にて・・・・
枯れてしまったのか葉が全てなくなっている木、腐っていたのか半分のところから折れている木もある。
森というには少し緑が少なすぎる。
かつてアインツベルンという貴族が建てた城があったはずだが、その面影はいまや皆無といってもいいだろう。
この森の中を探しても城の残骸らしきものしか残っておらず、人が住んでいたとは、いいがたいものがある。
そんな森の中の開けた場所に、何か言い争っているかのような声が聞こえる。
「なぁ、遠坂、本当にやるのか?」